猫が朝顔を食べると中毒の危険あり?種や葉を誤飲したときの対処法は?

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花や植物は私たちのとても身近に存在し、生活に彩りを与えてくれます。

ですが猫を飼っている方は、注意が必要です。

なんと猫にとって危険な花や植物はなんと700種類以上あるんです。

夏といえば朝顔。夏休みになると小学校から育てた朝顔を持って帰ったり、日よけとして朝顔を窓に這わせる風景もよくみます。

実はこの朝顔、猫にとって危険な植物であることをご存知でしたか?

猫と一緒に暮らしている方は、愛猫を危険な目に遭わせることがないよう、朝顔の中毒について知っておくことが必要です。

朝顔の危険な部位

朝顔は特に種に注意が必要です。

小さく黒い朝顔の種ですが、割ってみると黒くて硬い表皮の中には白っぽい種が入っています。

そこに含まれる主な成分であるファルビチンは、峻下剤と呼ばれ、即効性があり、摂取すると中毒症状がでる場合があります。

朝顔の中毒について

朝顔を摂取すると以下のような症状がでる可能性があります。

  • 嘔吐
  • 下痢
  • 反射低下
  • 瞳孔散大
  • 血圧低下
  • 幻覚

なんと人間の大人でも種を粉末にしたものを0.5gほど摂取しただけですぐ下痢になるそうです。

また朝顔には日本朝顔西洋朝顔があり、どちらも下痢を引き起こす毒があるのに加えて、西洋朝顔には上記の神経症状を起こすものがあるので注意してください。

朝顔の種を食べてしまったときの対処法

猫が朝顔の種を食べてしまい体調不良がみられた場合はすぐに獣医師に相談してください。

たとえ症状が軽い場合でも、自己判断は決してせず、朝顔の種を食べてしまった可能性があることを獣医師に伝えてください。

朝顔に似ている危険な植物

同じ朝顔の名前がついているチョウセンアサガオは、花の見た目は朝顔に似ていますが、ナス科に属する全く別の品種です。

このチョウセンアサガオはダチュラ、マンダラゲ・エンジェルズ・トランペットと呼ばれて園芸種として庭に植えられていることがあります。

こちらには葉・茎・根など全てに猛毒があるので室内に持ち込まないように気をつけましょう。

安全に花を楽しむ方法

今回は朝顔の危険性についてご説明しました。

しつこく書きますが、猫にとって危険な植物は700種類以上あります。

愛猫を守るためにも、部屋には花を置いたり、飾ったりしないことが一番。

私も猫を保護したことがきっかけで、部屋の生花やスワッグにしていたドライフラワーは全て撤去しました。

花のある生活からはしばらく遠のいていましたが、昔から花が好きだった私、愛猫も安心して花のある生活を楽しめる方法をみつけました。

ぜひみなさまにもご提案したいと思います。

それは、ハーバリウムです。

ハーバリウムとは?

ハーバリウム -herbarium-とは「植物標本」の意味。

元は押し花などの研究資料でした。

最近ではプリザーブドフラワーやドライフラワーを専用のオイルに浸し、ガラス瓶に閉じ込めたものを「ハーバリウム 」と呼んでいます。

オイルに浸すことで美しい花の色合いをお手入れ不要で長く鑑賞することができます。

光を採り込んで輝き、オイルの中でふわりと漂う花々が魅力です。

 

花はガラス瓶に入っているので、もちろん花粉が落ちる心配もなく、猫にも安全。

 

BASEでも販売しています

猫と花の危険な関係性を知らない方が意外と多く、少しでも多くの飼い主さんに知ってもらい、大好きな猫が安心して暮らせますように、そんな思いを込めてハーバリウムを製作しています。

花を贈りたいけど、猫を飼っている人には迷惑かな・・・と迷われている方にもオススメです。

 

necoto.hanato.ショップページへはこちら

 

 

どうかこれからも大切な猫ととずっと楽しく過ごしましょうね。