ハーバリウムのオシャレな写真の撮り方は?インスタ映えさせるコツまとめ

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つくったハーバリウムを販売したり、教室用のHPやブログで使う写真を撮影する際、

あなたはどんな点に気をつけて撮影していますか?

販売用の写真は、実物の美しさをありのまま伝えたい!とこだわりを持って、私はいつも撮影しています。

ですが、写真を美しくしたいがあまりにさらに、加工アプリで加工しすぎて、全く実物と違う!なんてことになってしまうこともよくある話です。

実はちょっとしたコツを知っておくことで写真の出来栄えばグッと向上します。

今回はハーバリウムのおしゃれな写真の撮り方についてご紹介していきます。

撮影は窓際がおすすめ

ハーバリウムは陽の光が当たると、光がオイルやボトルと反射してきらきらと、とても綺麗です。

そのため、ハーバリウムの美しさを引き出すには窓際での撮影がオススメですよ。

電気やフラッシュは使用せず、自然の光を使って、そのままの美しさを映しましょう。

私もハーバリウムを撮影するときには、陽の光で反射するキラキラした様子を撮りたいなぁと思います。

外が暗ーい雨の日天気が続くと、なかなか満足のいく撮影ができず、物販用の撮影が進まないときがあります;;

おすすめの時間帯

自然の光の中での撮影がその魅力を発揮するハーバリウムですが、撮影する時間帯も大切です。

私は午前中の撮影がおすすめしています。

なぜ午前中がおすすめかというと・・・

午前中は窓から入り込む光がとても柔らかなので、ハーバリウムに光を含ませた様な写真が撮影できます。(上記の写真は午前中に撮影しました。)

光が強くなりすぎず、花材の本来の色の通りに撮影できますよ。

お昼を過ぎ15時~16時になるにつれ、日が落ちてきて黄色っぽい雰囲気の写真になります。

それはそれで、雰囲気が出て良いかもしれませんが、やはり作品本来の魅力を引き出すなら、午前中を狙いましょう。

冬になってくると日が沈むのが早いこともあり、撮影は時間との戦いです(笑)

また、撮影=晴れの日と思いがちですが、晴れの日以外にも撮影におすすめの日があります。

実は曇りの日も撮影にはおすすめです。

曇りの日の柔らかい均一な光は、花の繊細さを表現しやすく、影が少なくなるので、撮影をしようと思っていた日が晴れの日じゃなくてもガッカリしなくて大丈夫!

ぜひ撮影にチャレンジしてみましょう♫

撮影するときの角度

ハーバリウムを撮影するときに重要なのが、角度です!

特に背の高いロングボトルは、全体をなるべく近くから写そうと、つい斜めから撮ってしまいがちです。

ですが、ハーバリウムを撮影するときのおすすめは真正面から。ボトルの中の花材をしっかり正面から写してあげましょう。

上の写真は正面から撮影しました。

ハーバリウムの主役はやはり花材です。できるだけ色やデザインが見やすいように、正面から撮影することがなにより大切。

販売するときは特に、全体を写したひきの写真と、ボトルは見切れても構わないので、花材をメインに撮影したアップの写真を用意すると良いですね。

生花を撮影するときには斜め45度から撮影するのが一般的と言われていますが、ハーバリウムだと頭でっかちで不安定な印象になってしまうので注意が必要です。

こちらは斜め45度から撮影しました。ボトル上部のほうに目線がいってしまいますね。

私もハーバリウムを始めた頃は、斜めから何も考えず撮影していたので、大反省・・・!作品をすべて撮り直した経験があります。

正面から撮影するように意識したら、写真をSNSにアップしたときの評判もぐっと変わりました。

複数のハーバリウムを置いて撮影する際など、変化を出したい場合も、斜めから撮るのではなく、高さを変えたり・置く場所を前後させると良いですよ。

きれいに撮れる背景

ハーバリウムの中の、花材をきれいに写すことを意識して背景の色や物を考えましょう。

あくまで主役はハーバリウム。

ごちゃごちゃして作品が埋もれてしまうことがない様に、背景に映り込む色数はできるだけ少なくするのがポイントです。

100均一などで販売されているリメイクシートを使用して、撮影用背景を手づくりしている方も多くいらっしゃいます。

ちなみに私が採用している撮影パターンは、アマゾンで購入した撮影用フォトペーパーシート(大理石)を作品の下に敷いて、逆光で撮るパターンです。

このフォトペーパーは、ちょっと値は張りますが、シートが光に反射することもなく質感がとても良いので、非常に使いやすいので、実はあまり教えたくないシートです(笑)

ハーバリウムの魅力である透明感を引き出すために、あえて逆光で作品が光を浴びているように撮影しています。

大理石風のシートも、真っ白な紙を敷くのでは味気ないところを、ほどよい主張、かつオシャレで非常に使いやすいです。

さて、こちらはウッド調の敷紙です。

決して失敗写真ではありませんが、割と背景の主張が強いように感じるので、作品の色合いによってはシートに負けてしまう可能性があります。

こちらの写真はいちごをイメージしたハーバリウムの撮影だったので、ウッド調のシートでも雰囲気が合うかなぁと思いますが、作品の色調によって使い分けてあげてくださいね。

おすすめの飾り

シンプルに作品だけの写真も良いですが、おすすめなのは、使用花材を作品のまわりに少し散らしてあげること。

使用花材を散らすことで、全体の統一感が増し、より華やかな写真になると思います。

花材を散らす時は、アジサイやワンポイントになりやすい麦わら菊・バラ・かすみ草などがおすすめです。あまりたくさん花材を選びすぎると、ごちゃごちゃしてしまうので注意です!

ボトルの中に入っている花材を飾ることで、見る側にとってもどんな花材が入っているかわかりやすいというメリットもありますよ。

またフェイクグリーンを使用するのもオシャレですね。

夏であれば貝殻や、秋はハロウィンをイメージしたかぼちゃ、冬はサンタやトナカイなど、季節感のある小物を使っても良いと思います。

小物使いで、作品のコンセプトや世界観を見ている人により分かりやすく伝えることができますね。

カメラはスマホ?一眼レフ?

現在はスマホの性能も良くなり、スマホのカメラ機能でも十分綺麗に撮影できますが、

私は一眼レフや、ミラーレス一眼をおすすめします。

使うレンズによって様々な効果を生み出すことができ、マクロレンズや望遠レンズを使うと、ぼかし撮影ができます。

私も撮影にはかれこれ5年以上愛用しているミラーレス一眼を使用しており、最近はマクロレンズを購入しました。

マクロレンズで撮影するのはブレに注意する必要があったりとなかなか難しいですが、花材の美しさを最大限に引き出すのにはぴったりだと思います。

とはいえ、一眼レフカメラは高いし・・・という方、スマホでもしっかりとした知識さえあれば、一眼レフカメラのような仕上がりに近づけることもできるんです。

ポイントは

・昼間の自然光で撮影(これは一眼レフカメラでも同じですね)

・フラッシュは使わない(これも一眼レフカメラと同じです)

・ズームで撮りたいときは広めに撮って、あとでトリミングをする

・被写体に均一に、かつ効果的に光を当てるため、レフ板や撮影ボックスを使う

・ホワイトバランスを調整する(iPhoneはオートホワイトバランス機能が比較的優れていると言われており、設定機能はありませんが、Androidをお使いの方は撮影時に設定ができます)

・露出補正を自分で作品に合わせて調整する(撮影時に、撮りたいものを画面に写しながら、撮りたい部分をタッチします。すると撮りたい部分のとなりに太陽マークが出てくるのでそれを上げ下げすることで露出補正をすることができます)

左がスマホで撮影したもの、右がミラーレス一眼で撮影したものです。

こうしてみると、特に明るさに大きな差がありますね・・・。

ですが、スマホで撮影したものは、撮影後に明るさを変更すれば、きれいな写真になりますよ。

さいごに

せっかく素敵な作品ができたのに、写真がイマイチだと、それが台無しになってしまいます。

特に販売をしようと考えている場合、写真が売上に大きく響いてくる可能性もあり、

やはり写真撮影が上手な人は、SNSでのフォロワーやいいねの数が圧倒的に多いです。

ぜひ家の中の、様々な場所で撮影を試してみて、素敵な写真を撮れる様に練習してみてくださいね。